メモとして蓄積
役割・ルールを設定
自動生成
Ollamaで実行
- ✓ 毎回同じ説明・整理をAIに任せたい
- ✓ プロンプトを毎回書くのが面倒
- ✓ 出力の質を安定させたい
- ✓ 業務知識をAIに覚えさせたい
- ✓ 情報漏洩なしでAIを使いたい(Ollama連携)
- ✓ 士業・専門家(司法書士・税理士・社労士等)
- ✓ 不動産・保険・医療の現場スタッフ
- ✓ 顧客対応・問い合わせ業務が多い方
- ✓ 事務所・チームでAIを統一利用したい方
- ✓ AIを使いたいがプロンプトが苦手な方
Vaultは業務知識・ルール・テンプレート・FAQをメモとして蓄積する場所です。ここに入れた知識が、AI担当者の「頭脳」になります。Vaultの質が、AIの出力の質を決めます。
メモの種類
業務知識・フロー・注意事項など。最もよく使う種類。
よくある質問と回答のセット。顧客対応に活用。
メール文・書類の雛形。{}で差し替え箇所を明示。
メモを書くときのポイント
タイトルを具体的につける
「注意事項」より「顧客への説明で気をつけること」のように具体的なタイトルにするとAIが参照しやすくなります。
ピン留めを活用する
重要なメモはピン留めしておくと、AI実行時に優先的に参照されます。事務所情報・基本ルールはピン留め推奨です。
禁止事項・判断基準を明記する
「やってはいけないこと」「断定してはいけないこと」をメモに書いておくと、AIの出力がより安全になります。
サンプルデータを読み込んで始める
業種別のサンプルデータが用意されています。まず読み込んで、内容を自分の事務所に書き換えるのが最も早いスタート方法です。
AI担当者は「この業務に特化したAIの設定」です。役割・判断基準・出力ルール・禁止事項を定義することで、毎回安定した出力が得られるようになります。
設定項目
- AI担当者名 例:初回相談サポートAI
- 業務カテゴリ 例:相続登記
- 役割 何をする担当者か
- 口調・スタイル 例:丁寧・わかりやすい
- 判断基準 AIが守るべき判断のルール
- 出力ルール 出力形式・構成
- 禁止事項 絶対に言ってはいけないこと
- 人間確認が必要な場面 エスカレーションの条件
AI担当者の作り方
「VaultからAI担当者案を作る」を使う
Agent Trainer画面の「VaultからAI担当者案を作る」ボタンを押すと、Vaultのメモをもとに自動でAI担当者の設定案が作られます。まずここから始めるのがおすすめです。
参照するノートを選ぶ
「使う知識」セクションで、このAI担当者が参照するVaultのノートにチェックを入れます。関係するノートだけを選ぶことで出力の精度が上がります。
禁止事項・人間確認を必ず設定する
「断定しない」「税額を言わない」など、AIに言わせてはいけないことを明記します。これが安全なAI活用の核心です。
Agent TrainerでAI担当者を設定し、Prompt Builderで入力フォームに相談内容を入力するだけで、Vault知識を含んだ完全なプロンプトが自動生成されます。
使い方
1. Agentを選択する
作成済みのAI担当者を選択します。
2. Prompt Templateを選択する
用途に応じたテンプレートを選択します。「ヒアリング後の顧客情報整理」「初回相談後の案内文作成」など。
3. 入力フォームに相談内容を入力する
顧客名・相談内容・特記事項などを入力します。箇条書きでも構いません。
4. 「プロンプトを生成」を押す
Vault知識・Agent設定・入力内容が組み合わさった完全なプロンプトが生成されます。
5. AIで実行する
「Claudeで実行」「ChatGPTで実行」「Ollamaで実行」のいずれかで実行します。設定が完了していない場合は「コピー」して外部AIに貼り付けてください。
- 高精度な文書整理・分析
- 日本語対応が優秀
- APIキーが必要
- 情報は外部サーバーに送信
- 幅広い用途に対応
- GPT-4oを利用
- APIキーが必要
- 情報は外部サーバーに送信
- 情報漏洩ゼロ
- APIキー不要
- 社内サーバーで運用可能
- 別途サーバー構築が必要
🔍 参照知識・判断基準の可視化
各AI担当者のカードに、以下の情報が表示されます。新人・引き継ぎ先が「このAIがどの知識をもとに動いているか」を一目で確認できます。
Prompt Builderでエージェントを選択すると、以下の3つのセクションが表示されます。
このAI担当者が参照している知識
参照しているVaultのノートがリンク形式で一覧表示されます。クリックするとVaultのそのノートに移動できます。
このAI担当者の判断基準
Agent Trainerで設定した判断基準が箇条書きで表示されます。AIがどのルールで動くかが確認できます。
人間が確認すべき場面
オレンジ色で強調表示されます。新人でも「AIに任せてよい部分」と「人間が確認すべき部分」が一目でわかります。
📥 AI実行結果を知識候補として保存する
「ノートとして保存」ボタンを押すと、保存分類を選ぶダイアログが表示されます。分類を選んで保存することで、AI実行結果が整理された知識としてVaultに蓄積されます。
- ✓ 事例として保存(デフォルト)
- ✓ FAQ候補として保存
- ✓ 業務マニュアル候補として保存
- ✓ 顧客対応テンプレートとして保存
- ✓ 注意点・リスクとして保存
- ✓ プロンプト改善材料として保存
- ✓ よくできた説明文 → 文例として保存
- ✓ 整理された回答 → FAQ候補に保存
- ✓ 注意点のまとめ → 注意点として保存
- ✓ 出力が微妙だった → 改善材料として保存
📝 ノートから直接AIを使う
各ノートの「あとでAIに使える」ボタンから、そのノートの内容をAIで処理できます。
メモの内容を300字程度で要約します
重要ポイントを箇条書きにまとめます
メモの内容をもとにメール文を作成します
メモの内容をもとに文書の下書きを作成します
Ollamaは自分のPC・社内サーバーでAIを動かす仕組みです。情報が外部に送られないため、顧客情報・機密情報を含む案件でも安心してAIを使えます。Knowledge OSのVaultをOllamaのカスタムモデルとして登録することで、事務所の知識を学んだ「専用AI」が社内で動くようになります。
- ✓ 情報漏洩ゼロ(外部送信なし)
- ✓ APIキー不要・追加費用なし
- ✓ インターネット不要で動作
- ✓ 社内の全PCで共有できる
- ✓ 事務所専用AIとして動く
- ✓ サーバーの準備が必要(RAM 16GB以上推奨)
- ✓ Claude・ChatGPTより精度は低い場合がある
- ✓ 初期セットアップにIT知識が必要
- ✓ モデルのダウンロードに時間がかかる
🦙 Ollamaにプッシュ機能
Agent Trainer画面の「🦙 Ollamaにプッシュ」ボタンを押すだけで、VaultとAgent設定がOllamaのカスタムモデルとして登録されます。
Agent Trainerを開く
プッシュしたいAI担当者を選択します。
「🦙 Ollamaにプッシュ」を押す
モーダルが開きます。ベースモデルと登録モデル名を確認します。
ベースモデルを選ぶ
「プッシュ開始」を押す
Vault知識+Agent設定がModelfileに変換され、Ollamaサーバーに登録されます。
完了・モデル名を設定画面に反映
完了後「設定画面でモデル名を設定する」を押すと、Prompt BuilderからそのモデルでAIを実行できます。
社内サーバーで複数PCから使う
社内サーバー1台にOllamaをセットアップすれば、社内の全PCからブラウザ経由でKnowledge OSのAI機能が使えます。
OLLAMA_HOST=0.0.0.0 と OLLAMA_ORIGINS=* の設定が必要です。推奨スペック(サーバー)
CPU 8コア
llama3.2:3b
CPU 8コア以上
llama3.2:8b
llama3.1:70b
elyza:70b
ノートを書くだけでなく、蓄積した業務知識をさまざまなAIツールで使える形に変換できます。用途に合わせて5つのAI活用ルートがあります。
① Ollamaへプッシュ
VaultのノートをSystem Promptとして組み込み、Ollama上に専用AIモデルを作成します。一度登録すれば、インターネットなしでその業務専用AIとして使えます。
- ・小規模Vault(ノート数が少ない)
- ・特定業務に特化したAI
- ・オフライン・社内ネットワーク利用
- ・機密情報を外部に出したくない
- ・完全ローカル動作
- ・専用AIとして名前をつけて管理
- ・API費用がかからない
- ・ノート内容がすべてSystem Promptに入る
- ・Vaultが大きいと不向き
- ・知識の検索(RAG)はしない
② AI Gatewayへ登録
VaultのノートをEmbedding(意味ベクトル)に変換してChromaDBに保存します。AI実行時に関連するノートだけを検索して使うため、ノート数が多くても使えます。
- ・ノート数が多い大容量Vault
- ・長期間育てるVault
- ・RAG(検索拡張生成)
- ・AI担当者の知識基盤として運用
- ・先にGatewayへの登録(同期)が必要
- ・ノートを更新したら再同期が必要
- ・Local AI Gatewayの起動が必要
③④ Claude / GPT 向け書き出し
AgentとVaultの知識をClaude Code・Cursor向けのSkill形式に変換して書き出します。
- ✓ Claude ProjectsやClaude Codeに業務知識を持ち込みたい
- ✓ Cursorでコーディングや文書作成に業務知識を活かしたい
AgentをChatGPT Projects・Custom GPT向けの形式で書き出します。指示ファイルと知識ファイルに分けて出力します。
- ✓ ChatGPTを業務で使っていて、毎回同じ説明をしている
- ✓ ChatGPT Projectsに業務知識をまとめたい
⑤ Prompt Builderの実行先の違い
Prompt Builderの実行先によって、AIへの知識の渡し方が変わります。
| 比較項目 | 🦙 Ollama直接 | 🔗 Local AI Gateway経由 |
|---|---|---|
| 知識の渡し方 | Vault本文をプロンプトに直接入れる | ChromaDB検索で関連知識だけ取得 |
| 大量ノートへの対応 | ❌ 不向き(トークン超過) | ✅ 得意 |
| 事前準備 | 不要(すぐ使える) | Gateway登録・同期が必要 |
| オフライン利用 | ✅ 可能 | ✅ 可能(ローカル構成時) |
| 推奨用途 | 小規模・試したいとき | 本格運用・大量ノート |
⑥ どれを使えばいいか迷ったら
「まず試したい」「すぐ使いたい」
→ Ollamaへプッシュ がおすすめです。ノートを数件書いてAgentを作り、プッシュするだけで専用AIが動きます。準備が最も少なく、すぐ体験できます。
「ノートをたくさん育てて本格的に使いたい」
→ AI Gatewayへ登録 がおすすめです。ノートが増えても関連する知識だけを検索して使えます。長期運用に向いています。
「Claude / Cursor で業務知識を使いたい」
→ Claude Skill出力(skill.md) がおすすめです。書き出したファイルをClaudeやCursorのプロジェクトに配置するだけで業務知識が使えます。
「ChatGPTで業務知識を使いたい」
→ GPT Project出力(instructions.md / knowledge.md) がおすすめです。ChatGPT ProjectsやCustom GPTに2つのファイルをアップロードするだけで使えます。
「AIでその場ですぐ実行したい」
→ Prompt Builder がおすすめです。AgentとVaultの知識をもとにプロンプトを自動生成し、その場でClaudeやChatGPTに実行させられます。
Local AI Gatewayは、Knowledge OSとローカルAI環境をつなぐ「中継役」です。単なるファイル書き出しとは違い、VaultのノートをChromaDB(知識データベース)に蓄積して、AIが検索して使える状態にします。
- ✓ Vaultの知識を検索できる形で登録する
- ✓ AI担当者の設定を保存する
- ✓ 質問に関連する知識を検索する
- ✓ Ollamaへ質問・知識を渡す
- ✓ 回答と参照した知識を返す
📋 AI Gateway連携の全体像(3ステップ)
VaultをGatewayへ登録する(知識本文の登録)
Vault内のノートをEmbedding化してChromaDBに保存します。AIが「何について聞かれたか」に応じて関連するノートを検索できるようになります。
AI担当者をGatewayへ登録する(AI担当者設定の登録)
Agent Trainerで設定したAI担当者の役割・出力形式・使用モデルなどをGatewayに保存します。これによりGatewayがどのAI担当者として動くかを認識します。
Prompt BuilderでAI Gateway実行する(Knowledge参照あり)
Prompt Builderの実行方法で「AI Gateway実行」を選ぶと、ChromaDBから関連する知識を検索しながらOllamaが回答します。Vault本文はプロンプトに直接含めません。
📚 VaultをLocal AI Gatewayへ登録する
Vault内のノートをLocal AI Gatewayへ登録すると、各ノートが意味ベクトル(Embedding)に変換され、ChromaDBにKnowledgeとして蓄積されます。
登録完了後、登録件数・最終登録日時・登録成功メッセージが表示されます。
- ・Vaultを更新したら再登録が必要
- ・登録しないとKnowledge検索できない
- ・アーカイブ済み・空のノートは対象外
- ・AI Gateway実行時にKnowledge検索が有効になる
- ・ノート数が多くても関連知識だけ取り出せる
- ・Vault本文をプロンプトに直接入れなくてよい
🤖 AI担当者をLocal AI Gatewayへ登録する
AI担当者の役割・System Prompt・使用モデル・検索件数などをGatewayへ登録します。
Vault登録 = 知識本文をChromaDBに入れる
Agent登録 = AI担当者の「動き方の設定」をGatewayに入れる
両方登録して初めてAI Gateway実行が正しく動きます。
🔢 n_resultsとは
n_resultsは、AI GatewayがChromaDBから「質問に近い知識」を何件取り出すかを決める設定値です。
- ・多ければ良いわけではない
- ・多すぎると関係ない知識が混ざる
- ・回答の質が下がることもある
- ・最初は5件で始めるのがおすすめ
▶️ Prompt BuilderでAI Gateway実行する
Prompt Builderの実行方法で「AI Gateway実行」を選ぶと、ChromaDBから関連知識を検索しながら回答します。
| 比較項目 | 🦙 Ollama直接実行 | 🔗 AI Gateway実行 |
|---|---|---|
| Vault本文をプロンプトに含めるか | ✅ 含める | ❌ 含めない |
| ChromaDB検索 | ❌ しない | ✅ する |
| 大量ノートへの対応 | ❌ 不向き(トークン超過) | ✅ 得意 |
| 事前準備 | 不要(すぐ使える) | Vault・Agent登録が必要 |
| 向いている用途 | 小さなVault・テスト | 本格運用・Knowledge参照 |
🔄 Vault本文の重複を避ける考え方
📋 「参照したKnowledge」の見方
AI Gateway実行後、回答の下に「参照したKnowledge」が表示されます。AIがどのノートを根拠に回答したかを確認できます。
🗺️ 推奨ワークフロー
Vaultに知識を整理する
業務知識・文例・FAQ・判断基準をVaultのノートとして書いておきます。
現在のVaultをGatewayへ登録する
「AI活用 → Knowledge登録」からVaultをChromaDBへ登録します。
Agent TrainerでAI担当者を作る
役割・判断基準・出力形式・使用モデルを設定します。
このAI担当者をGatewayへ登録する
Agent Trainerから「Gatewayへ登録」を実行します。
Prompt Builderで依頼内容を作る
実行方法を「AI Gateway実行」に設定します。
回答と参照Knowledgeを確認する
回答の下に表示された「参照したKnowledge」が適切かも確認します。
Vaultを更新したら再登録する
ノートを追加・修正したら、再度Gatewayへの登録が必要です。
❓ AI Gateway よくある質問
📖 用語集
⚠️ 注意事項
Knowledge OSで育てたAI担当者の設定・参照知識を、Claude・ChatGPTなど各AIツールで使える形式に変換して書き出す機能です。エクスポート/インポート画面の「AI用に書き出す」ボタンから利用できます。
対応する書き出し形式
Claude Skill形式(skill.md)
Claude Code・Cursorで使えるSKILL.md形式で書き出します。AI担当者の役割・判断基準・ワークフロー・ガードレール・参照知識が含まれます。
ChatGPT Project Instructions形式(instructions.md)
ChatGPT ProjectのInstructionsに貼り付けて使う形式です。役割・判断基準・出力形式・禁止事項など「指示」だけが含まれます。知識ファイルとは分離されています。
ChatGPT Knowledge Markdown形式(knowledge.md)
ChatGPT ProjectのKnowledgeにアップロードして使う形式です。VaultのノートがMarkdown形式にまとめられます。instructions.mdとは別ファイルです。
使い方
エクスポート/インポート画面を開く
左メニューの「エクスポート/インポート」を選択します。
「AI用に書き出す」ボタンを押す
ダイアログが開きます。
書き出すAgentと形式を選ぶ
Agentを選択し、出力形式をチェックボックスで選びます。複数選択するとZIPでまとめてダウンロードされます。
「書き出す」を押してダウンロード
1形式の場合は単体ファイル、複数選択の場合はZIPファイルとしてダウンロードされます。
送信方式を選ぶ
Claude / ChatGPT / Ollama / コピーして手動送信 から選択します。
APIキーを入力する(Claude・ChatGPT)
Anthropic Console(Claude)またはOpenAI Platform(ChatGPT)でAPIキーを発行して入力します。APIキーはお使いのブラウザにのみ保存されます。
Ollama URLとモデル名を入力する(Ollama)
OllamaサーバーのURLとモデル名を入力します。社内サーバーを使う場合は http://サーバーIP:11434 を入力します。
接続テストをする
「接続テスト」ボタンで接続を確認します。「✅ 接続できました」が表示されれば設定完了です。
業種別のサンプルデータをダウンロードしてVaultに読み込むと、AI担当者・プロンプトが最初から設定された状態で使い始められます。
読み込み手順
JSONファイルをダウンロードする
下の一覧から使いたい業種のJSONをダウンロードします。
Knowledge OSのメニューを開く
画面右上の「メニュー」→「読み込み」→「Vaultを読み込む」を選択します。
JSONファイルを選択する
ダウンロードしたJSONファイルを選択して読み込みます。これだけで完了です。